2013年9月9日月曜日

昔の話 5話 (葬儀屋) 死体と火葬場


11日目の朝

葬儀屋に就職してから少しは慣れてきました
社長に朝の挨拶をしてからプレハブに行き
椅子に座り小説と珈琲用意してくつろいぎながら時間が来るまで
ただ待ってるだけ
よく考えたら何もない日はただプレハブで待機してる
だけで給料が貰える美味し仕事だと気づいてしまい気が緩んでいました
小説を読みながら珈琲を一口飲もうとした時
ドアを壊れるぐらいの乱暴な開け方で社長がドアを開け
眉間にシワを寄せ恐い顔だけ出し
「すぐに車に乗れ、出るぞ」と言い
自分は慌てて珈琲を置き外に出ました
外に出ると社長からカギ渡され「黒いワンボックスで行く
仏さんが出たみたいだ」と言い社長は助手席に乗り
自分は運転席に乗り込んだ時
後ろ席に奥さんが乗っているのが見えました
奥さんが軽く笑いながら「今日はちょと特殊だから私も同行します。よろしくね」と言い軽く頭を下げ
自分も軽く頭を下げながら(特殊?)て、何だと思いながら
車のドアを閉め嫌な予感を感じながら走り出しました
社長に道を案内されなが走る車の中は空気が澱んでいました
何が特殊なのか聞ける空気じゃなく
30分ぐらい走らせてると繁華街に着きました
繁華街に入り10階建てのビルの裏に廻り車を停めました
表の繁華街は人々が大勢行き来してのに
裏の方は人っ子一人いませんでした
社長と自分と奥さんが車から降りて白い布を出し
車の後ろ開けて準備していると
ビルの中から
黒い服を着た2人組がこちらに来ました
黒服が「お待ちしてました。此方へどうぞ」と言い
ビルの中に案内されました
ビルに入り直ぐにエレベーターに乗り7階まで上がり
エレベーターから出ると
そこは玄関になっており、靴を脱いで
目の前に扉があり黒服が開けると
そこは豪華の部屋になっており中に7〜8人の男がいました
それを見て気づきました
ここはヤクザの部屋だと
見なりや顔立ちや髪型が少し前のヤクザの姿でこちら睨みつけて
いました
生きた心地がしませんでした
社長が「すみませんすぐにやりますんで」と言いヤクザの間をとうり
奥の部屋に行くと例の仏さんがいました
50代ぐらいの太めの男性で両肩に刺青が彫ってあり
マッサージチェアーに座って死んでいました
お腹に10㎝ぐらいの刃物で切った後があり
首にも10㎝ぐらいの深く切った後がありました
多分切腹して死のうと思いお腹を切ったが痛さの余り断念して
最後に首を切り出血多量で最後死んだと思います
部屋の廻りは血の後がそこらじゅうにあり
死体の近くには刃物が転がっていました
社長と自分と奥さんは直ぐに白い布を床に引き
死体を動かそうとしましたが
この前の死体と違いかなり重く死後硬直も始まって
おらず
死体を持ち上げるのに3人がかりでやっと持ち上がり
白い布に乗せ巻いて行きました
部屋の中は誰一人として言葉を発せず
ただ自分達のやるのを見ていました
巻くのが終わり社長と自分と奥さんで持ち上げて
車まで運びました
そして社長と自分は黒いワンボックスに乗り
奥さんだけがヤクザの乗るベンツに後ろに乗り
ベンツを先頭に走り出しました
社長が「ベンツのあとをついて行けと」言い
タバコに火を付け急に笑い出しました
「あれ見ろよ、後ろに乗ってるカミさん、ヤクザに挟まれてるぜ
可哀想に」と言いながら自分の肩を叩きました
何て事を言うんだこのオヤジはと思いながらも
このあとどこに行くのか不安でいっぱいでした
一時間ぐらい走り山の中に入って行き
デカイ煙突見えてきました
その煙突の所に走っていくと◯◯◯火葬場という
看板が見えその敷地内に入りました
駐車場に停めると社長が「お前は待っていろ」と言い
社長だけおりて5分ぐらいすると二人の男つれて車輪の付いた
タンカー を持って来て黙ったまま死体を乗せて行ってしまいました
自分は車の中で今までの事を考えていました
死体、金、やくざ、頭の中でグルグル回っていました
このまま自分は耐えられるのか
頭がおかしくなってしまうじゃないかと
そんな事を30分ぐらい考えていたら
窓を叩く音が聞こえて見てみると社長と奥さんがいました
「今日は終わりだ、あとはあいつらに任せてあるから
帰るぞ」と言い車に乗り込み会社に帰りました
会社に着くと3時ぐらいで社長が
「今日はもう帰っていいぞ明日はまた忙しくなるからな」と言われたんで
自分は家に帰りました
家に着き今日の事を落ち着いて考えると引っかかる事がありました
何で火葬場に行ったんだ?
葬式はしないのか?
考えていたらある事が思いつきました
自殺した事の証拠隠滅です
事情は知りませんが自殺の事実を隠さなきゃいけない事があり
火葬場で遺体を燃やして証拠を消したんじゃないかと思い
そう考えた瞬間
体が震えやばいヤバすぎると頭の中でもうダメだと思いました
明日社長に辞める事を言おうと決心しました
最後の日その考えを後押しする
出来事が待っていました......続く

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